ETCカード比較・即日発行特集

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ETCシステムとは?

ETCの試験導入から20年以上が経過し、利用率も100%に近づきつつある中、今さらETCについて調べるという方も多くはないと思いますが、新人ドライバーの方や免許取得後、初めて高速道路を利用するといった方で、ETCのことがよく分からないという方のためにETCシステムとはどんなものなのかについてざっくり説明したいと思います。

ちなみに、最初にこのテーマで記事を書いた時から十年以上が経過してしまい、内容も一部古くなってしまったため、改めて書き直しました。それでは始めましょう。

ETCカードシステムとは、高速道路料金の自動支払いシステムのことです。

ETCシステムとは、高速道路や有料道路の通行料金を自動で徴収、あるいは支払うためのシステムのことで、Electronic Toll(通行料金) Collection Systemを略したもので、高速道路管理会社であるNexco各社のホームページでは、自動料金収受システムと訳されています。

無線通信による料金算定・ETCカードによる後払い方式を採用しているため、高速道路を利用するドライバーは、料金所で停車することなく支払いが可能。単なる料金精算のためのシステムと言うこともできますが、社会的にはもちろん、割引や支払いの利便性など利用者本人にもメリットがある仕組みであることから多くのドライバーに利用されています。

利用率は90%超!

ETCシステムは、1997年3月に試験導入が開始され、2001年11月に全国一般利用がスタート。Nexco各社やカード会社などが大々的に実施したETC車載器の購入助成をはじめとする各種キャンペーン、2009年3月から一定期間実施された高速料金土日1,000円などの国家政策もあって、急速に利用率を拡大。2018年1月時点で実に91.3%もの利用率に達しています。

頭打ちの現状

しかし、後払い方式のETCカード作成に難色を示す方や与信審査の関係でETCカードが作れない方、また、利用頻度が低く初期費用の掛かるETC導入を躊躇される方なども少なくないため、利用率の上昇は頭打ちになっているようです。

料金精算以外の新サービスも

最近では、料金精算という従来サービスに加えて、渋滞情報をはじめとする各種交通情報の提供や安全運転支援サービスなどを提供するETC2.0という新しいサービスに力を入れているようです。

ただし、ETC2.0サービスを利用するには、対応するETC車載器の導入が必要であり、値段も安くないことから、利用者の取り込みはあまりうまくいっていないように見受けられます(2018年1月現在の利用率は15%程度)。

主なメリット

ETCシステムのメリットをいくつか紹介します。詳しくは『ETC利用のメリット』をご覧下さい。

料金割引やポイント制度

ドライバーにとっての最大のメリットは、現金払いでは利用できないお得な料金制度が利用できる点にあります。数十パーセント程度の割引制度や利用金額に応じてもらえるポイント(ETCマイレージサービス)などETC利用のメリットは決して小さくありません。ただし、残念なことですが、利用率の高まりとともに、割引サービスは縮小傾向にあるようです。

現金払いの煩わしさや時間のロスを解消

高速道路を現金払いで利用する場合、大体次のような工程で進みます。

  • 入口料金所で通行券を受け取る(窓の開け閉めも必要)
  • 出口料金所で通行券を係員に渡す(窓を開ける)
  • 料金の提示を受ける
  • 現金を用意し係員に手渡す
  • お釣りと領収書を受け取る(窓を閉める)

一方、ETCを利用する場合は、あらかじめETCカードをETC車載器に挿入した上で、入口と出口の料金所を通過する際に減速するだけでOK。どちらが楽かは明白ですね。

ETCカード利用によるポイント獲得

カード会社から発行されるETCカードは、一部を除き、利用金額に応じてポイントがもらえます。還元率は良くても1%程度と数十パーセント規模のメリットが受けられる割引制度などとは比べるまでもありませんが、現金払いよりはメリットがあると言えるでしょう。

その他のメリット

料金所で発生していた渋滞の緩和や料金精算時のストップアンドゴーの減少による排気ガスの減少(環境改善)など、社会的なメリットも決して小さなものではありません。

利用するには準備が必要

ETCシステムを利用するには、準備が必要です。ETC車載器の購入とセットアップ、そして車への取り付けが必要になるほか、決済手段となるETCカードの作成が必要になります。

ETC車載器とは、料金所に設置してあるアンテナと車両情報その他料金精算に必要な情報を無線通信する際に必要な機器で、セットアップした上で、車に取り付けて使用します。詳しくは『ETC車載器基礎』で解説しています。

また、ETCカードは、高速料金の後払いに必要なカードで、カード会社から年会費無料のものが多数発行されています。ただし、カード会社による与信審査に通らないと作ることができないのが難点。どうしてもETCカードが作れない場合は、Nexcoなど道路管理会社が発行している前金(デポジット)制のETCパーソナルカードを作るという手も用意されています。

ETCカードの詳しい作り方は、『ETCカードの作り方』で詳しく解説していますので、興味のある方は是非ご覧ください。

最終更新日:2018年4月4日